2020年12月29日、蒲田にある老舗レコード店、えとせとらレコードが惜しまれつつも閉店しました。
えとせとらレコード蒲田店のアクセス
えとせとらレコード蒲田店は、JR蒲田駅東口から歩いてすぐ、太田区役所の近くの場所にありました。
蒲田駅東口を背に、大田区役所方面へ進みます。
ファミリーマートを曲がると、えとせとらレコードの看板が見えました!
本当に蒲田駅のすぐ近くにあります。
こちらのビルの一階。
写真では自転車が停まっているところの奥がえとせとらレコードの店舗でした。
中の様子です。
店内はすっかり空です。
ビルの看板以外、レコード店があった跡形もありません。
廃盤レコード店の草分け的存在のえとせとらレコードとは?
えとせとらレコード「蒲田店」という店名ですが、元々、2009年に閉店した「新宿店 」の他に、最盛時には蒲田や雑色に複数店舗、新宿でも複数店舗営業していたそうです。
実店舗だけではなく、通販サイトもなどもあり、こちらも繁盛していたようです。
(えとせとらレコード蒲田店と共に、通販サイトも閉店となりました。)
レアもの中古レコード、CD、カセットテープが揃う有名店で、在庫枚数は算出不可能。推定数万枚と言われていました。
テレビなどでも何度も紹介されている有名な老舗レコード店でした。
えとせとらレコードのホームページで蒲田店は、狭いスペースに在庫はぎっしりと紹介されています。
更には、「店内は狭いため、大きな荷物のお持ち込みや、リュックを背負うのは無理です」との注意書きまで!
えとせとらレコードは、廃盤レコード店の草分け的存在の店舗で、80年代の廃盤ブームには大盛況だったようです。
時代の流れと共に、カセットテープ、CDへと移り変わり、それに合わせレコードだけでなくカセットテープやCD、更にはビデオやDVDまで取り扱っていました。
ただ、時代の流れか、店舗を縮小・閉店した結果、現在の蒲田店に商品在庫が集まり、店内の棚に商品が収まらず、店の入り口にタンボールやカゴに入った商品が置かれていたようです。
新型コロナウイルスでの来客数の減少などではなく、計画的な閉店だったようで、2019年には既に閉店の告知がされていました。
それに伴い、商品整理を兼ねた、「100円処分品」や、「5,000円以上お買い上げで、半額以上割引セール」もされていたようです。
在庫整理を兼ねていたとしてもかなりの破格ですね!
閉店当日12月29日(火)までは店頭の100円均一コーナーなど「可能な範囲」で販売もする予定です、とえとせとらレコードホームページにもお知らせされ、閉店間際はすでに店舗の整理段階だったようです。
数万店の商品を扱う老舗レコード店が閉店してしまったのは寂しいですね。
コメント