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『蒲蒲線』は都市伝説ではなかった!大田区ついに実現に向けて始動か

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大田区民なら一度は耳にしたことがある蒲蒲線。

でも現状どうなっているかはよくわかりませんよね。

今回はそんな蒲蒲線について調べてみました。

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蒲蒲線とは?

蒲蒲線とは東急蒲田駅と京急蒲田駅を結ぶ新たな鉄道路線のことです。

この路線については大田区などが現在調査・計画中であり、新空港線とも呼ばれます。

(大田区HPより参照:http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/koutsu/kamakamasen/project-plan_gaiyou.html

 

具体的には東急多摩川線矢口渡駅付近から多摩川線を地下化し、東急蒲田地下駅、京急蒲田地下駅を通り、大鳥居駅の手前で京急空港線につながります。(上図参照)

 

30年以上前より大田区はこの路線の実現を望んでいますが、予算など様々な課題が残り、現在2020年も実現にはいたっていません。

長年、計画はされても実現しないことから、区民は蒲蒲線を都市伝説のように感じているそうです。

 

しかし、今年2020年6月末に動きがありました!

大田区は蒲蒲線について年度内にも協議を詰め、整備主体を設立したい考えだと公表したのです。

様々な手続きのあと、2~3年後に着工。

整備期間は7~8年を見込む、とのことです。

最大の課題である費用負担割合をクリアできれば、実現に向けて話が進みそうです!

蒲蒲線のメリットはなんぞや!

蒲蒲線最大のメリットは、都心から羽田空港へのアクセスの向上です。

現在東急東横線・東京メトロ副都心線などから羽田空港へのアクセスにはいったん品川かモノレールがある駅までいかねばならず少々手間でした。

しかし、東急蒲田駅と京急蒲田駅から乗り換えて行くには両駅は800m離れており、スーツケースを抱えたまま歩くにはなかなか辛い距離です、、。

 

そこで、蒲蒲線が開通すれば、東急東横線・東京メトロ副都心線を経由して、新宿・渋谷エリア・東京23区西部から羽田空港へのアクセスが大幅に向上します。

(大田区HPより参照:http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/sumaimachinami/koutsu/kamakamasen/project-plan_gaiyou.html

SNSの反応

 

現在は区民の関心は蒲蒲線よりも、コロナ対応ですね、、。

 

バベルの棟(実現不可能なくわだてのたとえとして使われる)呼ばわりされていますね。

 

SNSでは蒲蒲線について賛成の声もありましたが、反対の声も多く見られました。

また具体的に決まってくれば、より区民の中でも議論が繰り広げられるのではないでしょうか。

蒲蒲線 まとめ

構想上は蒲田と蒲田を結ぶこの蒲蒲線が実現すればとても便利になりそうです。

空港からのアクセスがよくなれば近辺の経済効果も期待できそうですし。

しかし、現在コロナ渦で外国人観光客はおろか国内の観光客も見込めない中、税金を使ってこの新路線の着工には不満の声があがりそうですね、、。

区のHPも蒲蒲線についての最新情報は2019年が最後の更新になっており、とても慎重に進めている様子がうかがえます。

今後も蒲蒲線について区の動きに注目ですね。

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『おたつー。』の編集長。生まれも育ちも大田区。

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