主催事業のご案内
東京・大田区から配信‼
映像『蒲田リアクター計画~市川平(特殊照明作家) × 蒲田東口モニュメント~』
公益財団法人大田区文化振興協会(所在地:東京都大田区)は、現代アート事業OTAアート・プロジェクト《マチニエヲカク》の一環として、映像『蒲田リアクター計画』を配信しています。
開催趣旨
本映像は、公益財団法人大田区文化振興協会が、大田区にまつわるヒト・モノ・コトと共創するOTAアート・プロジェクト《マチニエヲカク》の第2弾です。
現代アートが主軸の《マチニエヲカク》は、大田区のマチをアートギャラリーに見立て、作家とともに街中にアートを展示していきます。第2弾として、アーティスト・市川平さんの特殊照明とJR蒲田駅東口広場のモニュメント『上昇気流』とのコラボレーション映像を制作します。
市川平さんは、大田区生まれの大田区育ち、生粋の大田っ子アーティストです。1988年『ドームのないプラネタリウム』を制作して以来、鉄や工業用素材などを使用した彫刻を長年制作しています。
市川さんの作品は、外光や動く照明を取り入れたスケールの大きな彫刻です。光の質量とその影で時間と空間が満たされ、いつか観たSF映画のような光景が長い余韻を残します。
2016年より、特殊照明作家として自身で制作した特殊な照明機械「移動式光源」などを用いて、多くのアーティストと精力的にコラボレーションを重ねています。
この度、市川さんとコラボレートする蒲田駅東口のシンボルは、1989年に制作されました。蒲田を羽田空港の表玄関として、飛行機の軌跡をモチーフとしています。平成の始まりに、大田区が蒲田の人々と共に夢をみた近未来都市のシンボルです。また、映像は美術家・大洲大作さんです。蒲田モニュメントと特殊照明(リアクター/化学反応装置)の遭遇にご注目ください!
映像概要
映像名: 『蒲田リアクター計画』 OTAアート・プロジェクト《マチニエヲカク》
公開日時: 2021年4月16日(金)12時から(予定)
配信場所: 大田区文化振興協会You Tubeチャンネルにて配信(無料)
https://www.youtube.com/c/otabunkaart
出演・監修 : 市川平(特殊照明作家)
撮影 : 大洲大作(美術家)
主催 : 公益財団法人大田区文化振興協会/大田区
協力 : 蒲田東口商店街商業協同組合
スター楽器株式会社
伊藤丙雄 (東京工科大学デザイン学部長)
グランデュオ蒲田店
【市川平(特殊照明作家)】出演・監修
1965年大田区生まれ、大田区在住。1991年武蔵野美術大学院修了。同年、第二回キリンコンテンポラリーアワード グランプリ受賞。第三回ジャパンアートスカラシップ グランプリ受賞。1988年『ドームのないプラネタリウム』を制作以来、現代的なモチーフを選び彫刻でありながら様々な素材、要素を取り入れ、SF的な物語性を感じさせる作品群を作り続けている。近年では『ドームツアープロジェクト』『マジカルミキサープロジェクト』などの目標達成型アートワークを手掛ける。2016年より元彫刻家の特殊照明作家として様々な現場で新たなフィールドを展開中。
【モニュメント:『上昇気流』1989年】
(株)横川環境デザイン事務所 代表 故・横川 昇二(後に東京工科大学デザイン学部教授)/
都市環境デザイン会議、公共の色彩を考える会/
東京藝術大学デザイン課修士課程1975年修了/隅田川桜橋・丸子橋・大師橋景観設計、上野中通商店街“上中”計画など/『パブリックデザイン事典』(共著、産業調査会)『カラーコーディネーションの実際:環境色彩』(共著、東京商工会議所)など。
【大洲大作(美術家)】映像撮影
1973年大阪生まれ、横浜市在住。写真を軸に、営為を風景にみる。列車などの車窓にうつろい滲む、営為をうつす光そして影を掬い上げる《光のシークエンス》《遠/近》などを制作。
主な展示に、2018-19年「めがねと旅する美術展」(青森県立美術館ほか)、2018年「あいちトリエンナーレ×アートラボあいち site & art 02 窓から。」(アートラボあいち)、2016年「さいたまトリエンナーレ」、2012-13年「始発電車を待ちながら」(東京ステーションギャラリー)、2019年「大洲大作 未完の螺旋」(旧·博物館動物園駅、個展)など。
問い合わせ:公益財団法人大田区文化振興協会 担当:文化芸術振興課 荻野
(東京都大田区下丸子3-1-3 TEL:03-3750-1611)
※「(公財)大田区文化振興協会 荻野」さん、情報ありがとうございました!
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