【大田区】『大森 海苔のふるさと館』の紹介!学んで体験して、大森がもっと好きになる!
知っていましたか?大森は海苔の町
日本人にとって身近な食材である海苔。
寿司や巻き寿司、おにぎりなどの料理に欠かせないですね。そんな海苔の養殖が、ここ大田区で盛んに行われていたのをご存知でしたか?
1963年春をもって大田区における海苔養殖業は終了しましたが、今でも大田区は海苔のふるさとの地として語り継がれています。
海苔づくりの歴史を学べる博物館
平和島駅から徒歩で約15分の場所にある「大森 海苔のふるさと館」は、海苔養殖の歴史や生活技術の伝統文化を学べる施設です。存在は知っていたけど行ったことないという方も多いのではないでしょうか。
施設の入館料は無料です。2階建てになっており、1階では海苔養殖の歴史、2階では養殖に使われていた工具や用品などが展示されています。
施設自体はコンパクトで20分もあればひととおり見て周ることができます。
常設展示のほか企画展示もあり、訪れるタイミングによってちがった発見がありそう。
体験イベントが充実!海苔作りの体験もあるよ!
ここまで一般的な展示の説明をしましたが、海苔のふるさと館の醍醐味は見て学ぶ以外の要素が充実しているところ。
屋外には海苔の干し場があり、イベントによってはこれらを使って実際に海苔づくりを体験することができるんです!
<大森海苔のふるさと館 開催イベントの一例>
- 海苔つけ体験
- 海苔の伝統技術体験
- 緑のカーテン(海苔網)を編もう
- 海苔簀づくり
- 海藻おしば・まち歩き
- 海苔でお絵かき・貝がら工作
- 浜辺の生き物観察
- 紙芝居
- 天空ガーデンの手入れ、ひまわりの種まき
(参考:大森 海苔のふるさと館公式ホームページ|https://www.norimuseum.com/)
イベントは毎月2回程度実施されており、公式ホームページや広報誌・館内の案内で確認することができます。
基本的には参加申し込みが必要なため、事前に情報をチェックしておきましょう!
夏休みには「のり検定(初級~上級)」といった子どもたちに人気のイベントも恒例開催。
地域住民はボランティアという選択肢もあり
大森 海苔のふるさと館では「はまどの会」という団体に加入することで、さまざまなボランティア活動に参加することが可能です。
「はまど」とは大森の言葉で、海で働く人のことだそうです。(大森 海苔のふるさと館公式ホームページより)
高校生以上であれば大田区外の方でも参加可能です。
ボランティア活動は多岐にわたり、施設で開催されるイベントの指導補助や運営サポート、花だんや天空ガーデンの手入れ、季節イベントや研修会への参加などがあります。
全ての活動に参加する必要はなく、定期的に送られてくる「はまどの会通信」に記載されている活動から興味があるものだけエントリーする形でOK!一般の参加者よりも詳しく学ぶことができるだけでなくボランティア活動を通して仲間もできるので、引っ越してきて間もない方や地域活動にもっと参加してみたいという方はぜひ調べてみてはいかがでしょうか!
詳しい活動内容や申し込み方法は、大森 海苔のふるさと館公式ホームページまたは館内ポスターをチェックしてみてください。
大森 海苔のふるさと館公式ホームページ
近くの散策も楽しい
海苔のふるさと館のすぐそばには「大森ふるさとの浜辺公園・大森東水辺スポーツ広場」があります。
砂浜や干潟を持つ、都内では初めての区立公園なんだとか!
かつての大森海岸を再現した浜辺では、どなたでも磯遊びを楽しめます。
たまに魚がはねている姿も見られますよ!
波の音を聞きながら、砂浜散策やチル時間を楽しんでもいいですね。
令和6年4月1日からは「大森東水辺スポーツ広場」が「大森ふるさとの浜辺公園」に統合される予定で、今後ますます利用者層の幅が広がりそうです。
飛行機の発着もこの距離でよく見えます。海と空を眺めながらぼーっとする時間、最高。
商業施設「BIGFUN平和島」までは徒歩約15分。帰りに温泉や映画を楽しんでみては。
まとめ
いかがでしたか?体験や交流といったプログラムが年間を通して企画されており、子どもから大人まで楽しく学べる点が魅力です。
次の休日には、ちょっと足を伸ばして海苔と大森の歴史に触れてみませんか?
大森 海苔のふるさと館 施設概要
■住所 東京都大田区平和の森公園2-2
■地図
■営業時間 9:00 ~ 17:00
■休館日
第三月曜日(第三月曜日が祝日の場合は翌日休館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)
※臨時休館あり
■TEL 03-5471-0333
■アクセス 京急線「平和島」駅から徒歩で約15分
■入館料 無料
■X(旧Twitter)
@norimuseum
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