すまいるブレイクCAFE&BAKERYとは
2019年4月に大田区中央4丁目にある障がい者総合サポートセンター「さぽーとぴあ」内にオープンした、地域交流カフェです。
障がい者もスタッフとして働き、売店機能以外にもコーヒー等のドリンクや焼き立てパンを提供しています。
楽天(株)の特例子会社である楽天ソシオビジネス(株)が、一般利用者向けの運営として初めて開設した、ちょっと珍しいカフェとなります。
アクセス
JR京浜東北線大森駅の改札を西口(山王方面)へ出て「山王商店街」(池上通りを南下)の方へ進みます。
商店街終わり頃に、環七通りと交差する「春日橋」という交差点があるので、それを更に南下して進みます。
そこから2つ目の「大森赤十字病院入口」という交差点を右折します。
1つ目の交差点、左奥に掲題のカフェがある建物があります。
駅から歩くと15~20分程度となるため、大森駅から東急バスで「大田文化の森」で下車すると早いかもしれません。
利用した日はちょうど日差しが強かったのもあり、ロールカーテンが閉まっていて外観からだとカフェには見えませんでした。
ロールカーテンが開いている時は、ガラス張りの明るい感じの店内を外からでもよく見ることができます。
小さく“楽天”マークが書いています。
外の出入口付近まで近づくと、日用品とパンが並んでいるのが見えます。
ランチもあると黒板に書いています。
(日差しが強かったので、周りが反射してしまいました。。。)
外からの出入口です。
障がい者総合サポートセンターの出入口からも繋がっていて、店内に入れるようです。
内観/座席
店内の写真を撮影するときに人が映りそうな場合は一言許可をいただくのですが、今回も確認したところ、売っているパンは良いがスタッフ等の人が映るのはちょっと困る・・・という回答でした。
今回のカフェが通常とは少し異なるためかな?残念ですが、仕方ありません。。。
外の出入口から入ると、目の前にオープンカウンターのレジがあります。
そこで複数人の方が責任者らしき方の指示に従って業務を行っています。
そのレジカウンター奥に、パンを作る厨房があります。
パンは2か所に置かれていて、それぞれに違うパンが置いてあります。
外からの出入口にあるパン達です。
別の場所に置いているパン達です。
サポートセンターからの出入口側にあります。
店内は日差しも関わっていると思いますが、温かみのある明るめの店内で、今まで利用したことのない雰囲気を感じることができます。
“地域交流カフェ”というものは全部こういう感じなのかな?何故かわかりませんが、和めます。
ちょうど人が居なくなった時に、座席を撮影しました。
(逆光で暗くなってしまいました。。。)
座席は、正方形テーブル4つ(4人掛け)、対面式カウンターテーブル2つ(6人掛けと8人掛け)、長方形テーブル1つ(4人掛け)、ちょっと寛げる?ローテーブル4つ(2人掛け)、があります。
(数え間違えていなければ・・・ですが。)
席によっては、コンセントが利用でき、Free Wi-Fiもあります。
メニュー
カフェなので、ドリンク類と複数のパンの扱いがあります。
メニュー表見ただけで、「えっ?」という感じですが、全体的に値段が安い!!!
利益を出したいとか、そういう目的ではないカフェということがよくわかる一面です。
ランチもやっているようです。
ナポリタン、カルボナーラ、シーフードピラフ、ドライカレー、スープ(コーンクリーム、ミネストローネ、クラムチャウダー)、とランチメニューの王道が並んでいます。
ドリンクに関しても、王道と言われる物の扱いが一通りあるようです。
水やシロップ等はレジカウンター隅にフリースペースがあり、好きな分だけ自分で取ることができます。
また、同じドリンクの場合は、2杯目からレシートとカップがあれば50円引きだとか!
ただでさえ値段安いのに、そこから50円も引いてしまったら・・・自販機やコンビニの缶やペットボトルと同じ価格で、淹れ立てドリンクが飲めるではありませんか!!
パンは不定期かな?新作もあるようです。
後で気が付いたのですが、2020年3月時点でのベストスリーは“もちもちごま団子どーなつ(1位)”“餡巻きクロワッサン(2位)”“塩バターパン(3位)”だったようです。
(早く気づいていれば全部購入したのに。。。)
また、カフェのメニューではないですが、障がい者総合サポートセンターの売店も兼ねているようなので、軽いコンビニ的な日用品(ティッシュや絆創膏…etc.)と軽食(サンドイッチ、パックドリンク、カップ麺…etc.)も販売されています。
細かくは見ていませんが、工芸品のような物も販売されています。。。
パンコーナーのパンは全部持ち帰りOKなのですが、実は一番気になったのがこの「ファミリーパック」です。
複数種類の小さいパンが沢山入っているので、簡単に食べやすいし味も色々と楽しめるというお買い得商品ですね。
(今回は残念ながら店頭での飲食でお腹いっぱいのため購入できず。。。)
料理/ドリンク
今回当方が購入したパンは、“塩バターパン”“明太子チーズパン”“プレミアムあんぱん”の3つです。
人気3位にもなっている“塩バターパン”を半分に割ってみます。
手で割くとやや硬めに感じます。
香りは普通のパンの香りで、バターが漂うとかは特にありません。
外はカリッと噛み応えがあり、優しいバターの味が後から追いかけてきます。
塩バターパンといえば、表面の上側に塩がかかっていることが多いですが、その部分を舌に乗せて食べると塩味が効いて味が引き立ちます。
“明太子チーズパン”を半分に割ってみます。
揚げパンタイプなので、手がベタベタになってしまいます。。。
明太子系のパンは、食べてみないと明太子の辛さが不明なため、ややドキドキしながら口に運んでみます。
滑らかなチーズクリームが一緒に入っているのですが、明太子ととても相性がよく、チーズのクリームさを最初に感じた後、適度な明太子の辛味が残る感じです。
後を引く美味しさですね。
最後に“プレミアムあんぱん”を半分に割ってみます。
パンを触った感じはふんわり~で、真ん中の辺にずっしり重みを感じます。
割ると、生クリームたっぷり!!
餡子は粒あんですが、餡子もぎっしり!!
確かに、これは重みを感じざるを得ないパンです。
しかし、食べると重さとは比例せず、軽い味です!
中身が多すぎるのか?一口噛むごとに横から生クリームがはみ出てきます。
生クリーム&餡子好きにはたまらない逸品です。
余談ですが、売店で販売されている飲食物は、もちろんカフェでも食べれるのですが、カップ麺を購入していたお客さんが店員に頼んでお湯を入れてもらっていました。
カップ麺も、カフェで食べれるんだなぁ~と思った次第です。
お会計イメージ
特に聞いてはいませんが、支払いは現金のみのようです。
“楽天”の冠がついているので、楽天ペイもいけるかな?とは考えていましたが、使える感じはなかったです。
パンの値段は良心的ですが、やはりドリンクの価格にドキドキします。
相当満腹になりましたが、これで600円程度はかなり安価に感じますね。
まとめ
楽天系列の会社が運営しているというのと、障がい者総合サポートセンターとのコラボレーションということで障がい者の方も働いていて、地域密着型のカフェとして様々な方が気軽に利用できる、普通ではあまり見ることのできないちょっと特殊なカフェだと思いました。
だからといって特別なことはなく、売っているパンもとても美味しいし、ドリンクも普通に美味しい。
しかも、利益重視ではないので、安価でお財布にも優しい。
少し行きにくい場所にはありますが、とても和めるカフェです。
もっと、こういう地域密着型のカフェが増えると、色々な意味で街の活性化に繋がるのかな?と感じるカフェでした。
次に利用するときは、1位と2位のパンとファミリーセットをゲットしたい!
すまいるブレイクCAFE&BAKERY 店舗概要(地図・営業時間など)
店名 | すまいるブレイクCAFE&BAKERY |
住所 | 東京都大田区中央4丁目30番11号 |
地図 | |
アクセス | JR京浜東北線大森駅から徒歩17分 |
電話番号 | 03-6417-1525 |
定休日 | 日曜 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
座席数 | 38席 |
プレスリリース | https://corp.rakuten.co.jp/news/update/2019/0415_01.html |
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