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ふるさと納税で住民税流出・減収!東京大田区の現状や返礼品は?

大田区役所その他

ふるさと納税って何て良い制度なんだ!!と感動しつつ、今年はどこにしようかと悩んでいる方が多いですよね。しかし、それが原因でここ数年、東京の多くの地区が税金流出で苦しんでいるそうです。

2018年には「ふるさと納税で23区から242億円が流出!」という内容のニュースや記事がありました。

では、一体どういうことなのか、東京都大田区を例にしてみていきましょう。

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そもそもふるさと納税とは?

ふるさと納税は、任意の地方自治体に税金をおさめ、その見返りとして各地域から「返礼品」として食材や物を貰え、さらに所得税や住民税から控除される制度です。

気持ち的にはお金を出して地方の名産品を買えば、所得税や住民税が安くなる!というものですね。こりゃお得だと多くの方が利用しています。

なぜ東京23区が苦戦するのか?

東京23区の自治体では、ふるさと納税はほぼ関係ないと言えます。というのは、地方都市のように豪華な海産物が獲れることもありませんし、高級フルーツを栽培しているわけでもないからです。

要は庶民が喜ぶ返礼品が用意できないため、そっぽをむかれている状態なわけです。

その結果、本来は23区におさめられるはずだった莫大な金額の税金が地方へと流出していまっているのです。

そして、東京23区は「不交付団体」となります。不交付団体というのは、国からの補填を受けないところ、という意味です。他の地方でもふるさと納税によって税収減に陥るところはありますが、国の地方交付税で75%が補填されています。

しかし、23区はこれが対象外なので、単に税収の純減となってしまいます。

大田区も苦戦!流出した税金額は?

2019年の実質住民税流出額ランキングでは、東京都の大田区は5位に位置していました。寄付人数は4.5万人で、実質流出額は25億7000万円となっています。

ふるさと納税 流出 ランキング
(出典:東洋経済オンライン

25億7000万円、本来なら税収入があったはずのものがなくなってしまったわけですね。これがどう影響するかといえば、保育園を建てたり道路の修繕をしたりといった市民サービスに直結してきます。

ふるさと納税をした住民は返礼品を貰って税金が控除されますが、その結果、その地に住む他の住民への行政サービスはなくなるか、質が悪くなってしまうということです。

つまりふるさと納税を利用していない住民にしてみれば、自分たちはきっちりと税金を支払っているのに、どんどんサービスが受けられなくなっていくわけですね。

大田区の返礼品は?

ならば大田区も返礼品に力をいれ、ふるさと納税してもらえばよいではないか、と考えるのが自然でしょう。

ここで現在の大田区がしているふるさと納税の返礼品を紹介します。

  • 3000円・・・大田区立勝海舟記念館ご招待券
  • 10000円・・・大田区立勝海舟記念館年間パスポート&記念品
  • 100000円・・・大田区立勝海舟記念館の銘板に寄付者名掲載&年間パスポート

大田区 返礼品

出典:ふるさとチョイス‐東京都大田区のお礼の品

この3つです。

大田区は23区で最大の面積を持ち、空の玄関口である羽田空港もあります。勝海舟は昔この地の景観を愛し、別荘を構えたのですね。そうした縁から、令和元年の9月7日に勝海舟記念館を開館しています。

とはいえ、招待券はともかくとして、年間パスポートを喜ぶ方がいるのでしょうか?よっぽどの勝海舟ファンならまだしも、一般の方はさほど頻繁に記念館にはいかないと思うのですが・・・。

個人的には、大森の海苔養殖や馬込文士村などを利用した返礼品を作れば、もっと寄付は増えると思います。

海苔は食べ物で好きな方も多いですし、馬込文士村が開催する桜まつりへの招待などの方が、年配の方の興味も引けるのでは、と思るのですが。

ちなみに流出額が56億にものぼり、ワースト1位の神奈川県川崎市のふるさと納税返礼品は、「川崎ブレイブサンダースのロゴタオル」や「マスコットぬいぐるみ」に並び、「大相撲川崎場所の1階椅子席」などがあります。

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